お知恵拝借:ジュンちゃん・その1
こんにちは、管理人です。
前回の桃果ちゃんのご紹介と過去の対策例に続いてお二方目のご登場でございます。
桃果ちゃんの飼い主さま同様にツイートの引用許可を頂いて配信させて頂きます。
テーブルの下でいつも待機してるけど、この目に弱い…#変性性脊髄症 #コーギー pic.twitter.com/VUJceeJyj6
— 花と純 (@hanatojune) April 20, 2020
めちゃくちゃカワイイ。これは逆らえない。
表題の通りお名前はジュンちゃん、2010年4月生まれの女の子、2代目とのことです。
飼い主さまは2年弱前からジュンちゃんの歩行に異変を感じ取り19年3月から2輪の車いすをご使用です。
Twitterでは飼い主さまが積極的に車いす使用時や室内での生活についての工夫、アイデアを実践されており、ジュンちゃんの健やかな毎日を常に気にかけているのを感じます。
またそれに呼応して日々の楽しさを体現しているジュンちゃんがとても健気に映ります。
さて、今回は後ろ足の力が失われてしまったところからツイートを始められていますので、発症直後と2輪車いすの運用に関わる工夫と室内での移動を快適にするための試行錯誤の内容を中心に引用と管理人なりのコメントを配信して参ります。
歩様が怪しくなって吊り下げていた頃から車椅子でガンガン歩く今まで、大活躍のPAWSラバーブーツ。足引き摺る子には必需品だけど数日で擦りきれてしまうので、百均のクッションテープとガムテープで補強して使っています。朝晩お散歩に使用しても一ヶ月は持ちます。#変性性脊髄症 pic.twitter.com/5rgQ9v7aU6
— 花と純 (@hanatojune) April 20, 2020
文中に出てくる吊り下げという言葉はおそらく「ロンさんの場合」に出てくる「ロントレ」と同じ状態だと考えられます。
吊り下げ時にはどうしても人間の力だけで下半身をコントロールするため、後ろ足の爪先のケアが行き届かないんですね。アスファルトではコギさん的な指の第1関節あたりを軽く擦ってしまうだけでも容易に傷になってしまいます。加えて夏場、アスファルト上そのものがキツい季節に入ると、なおさらダメージを与えかねなくなります。
それを防ぐためのとても良いアイデアだと思います。保護靴を試す前に足の現状を確認することも必要なことではないかと管理人は思います。ジュンちゃんの飼い主さまは工作などが得意なのかもしれませんね。
手先が不器用な管理人としては羨ましい限りです。
室内用車椅子モドキを色々試作してます
本犬カメラ📸構えられて項垂れてるけど、意外に気に入ってる…と思う#コーギー #変性性脊髄症 pic.twitter.com/KqXJnLon4q— 花と純と春 (@hanatojune) May 9, 2020
室内で移動がスムーズにかつ安全にできないかと、お試しになっているものです。
管理人もそれなりの数となるDMコギさんを拝見していますが、症状が進むと100%と言って良いほど室内では一時的とはいえこの移動容態になります。
当然、ロンさんも下半身を引きずって前足だけで走ってしまうんです。排泄器官をそのまま床に擦り付けるのはやはり不衛生な状態ですので、何らかの形で回避することをお勧めいたします。
そのためにも紙おむつという選択もアリなのではないでしょうか。時折、排泄を外で済ませることが多いという犬さんもおりますので、その子に合った排泄方法をお考え下さい。
折を見て、ロンさんに適用していた下腹部を少し圧迫することでの排尿誘発法を動画で配信する予定です。記事ができるまでもう少しお待ちください。
ジュンちゃんの飼い主さまは2輪車いす使用時の後ろ足保護について、多様な試行錯誤を繰り返した結果とても素晴らしい対処方法をご提案するに至っております。
こちらで頂いたアイデアで、百均のペットボトルホルダーを足入れにしてみました
なかなかイイ❗👍
うちの車椅子は後ろのバーの位置が高いので、もう少し下げて後ろ足が地面に近くなるよう調整します#コーギー #変性性脊髄症 #犬用車椅子 pic.twitter.com/bFxeqj4N6x— 花と純と春 (@hanatojune) May 11, 2020
ペットボトルホルダー×2、ベビーカー用ベルトフック
全て100均、製作費330円
①ペットボトルホルダーとベビーカー用ベルトフック
②吊り下げるとこんな感じ
③(画像ボケた💦)ベルトフックが移動しないよう、間にクッションテープ貼ってみました#コーギー #犬用車椅子 pic.twitter.com/cxhB556eZj— 花と純と春 (@hanatojune) May 11, 2020
いい感じ🎶#コーギー #変性性脊髄症 #犬用車椅子 pic.twitter.com/vIi19M2BWv
— 花と純と春 (@hanatojune) May 11, 2020
他の飼い主さまのツイートを参考にされた、とのことですがジュンちゃんの飼い主さまなりの「解」と言えるものではないかと管理人は思いました。
車いすを運用する際、幸いにもまだ後ろ足に感覚がある状態では「踏ん張りが効く」感は、丸々足が浮いている状態に比べて「自分の足で立てている」感を意識でき、コギさんの精神的にとても安心できる状態を生み出していると言えるのではないでしょうか。
そして、経済的であることも嬉しいところです。
僕はこのツイートを拝見して「この方には絶対ご協力頂きたい」と思ったものです。
コーギースマイルとか言うのに、うちの子は何故か基本困り顔😟先代は基本笑い顔😄だったので、もう生まれもった個性としか
これは珍しく笑顔😊の一枚
昨年高原の犬連れ可ホテルにて
珍しいゴハン貰えて嬉しかったね#コーギー #変性性脊髄症 pic.twitter.com/1PlT427NI1— 花と純と春 (@hanatojune) April 30, 2020
ジュンちゃん、幸せですね!
飼い主さまからジュンちゃんへの、優しい気持ちがたくさん窺える温かいツイートでいっぱいです。
ジュンちゃんと飼い主さまの進化は今も止まることを知りません。
今回で終わりではなくその後の改良も加えられておりますので、今後も記事を配信させて頂きます。
ジュンちゃんの飼い主さま、引用OKのご厚意、本当にありがとうございます!
そして、ジュンちゃん、いつまでも健やかで。
【重要事項】
この記事はアカウント保有者であるジュンちゃんの飼い主さまのご厚意によって配信できております。当該アカウントへの無用な接触等、ご本人へご迷惑をおかけしないよう強くお願い申し上げます。
(2023/01/14追記)2022/12/2、ジュンちゃんはコーギーご家族さんが待つ虹の麓へと旅立たれました。ご冥福をお祈り申し上げます。なお、当該記事は飼い主様のご厚意により掲載を継続させて頂ける了承を得ております。