DMとペット保険
お久しぶりの新規記事になります。
今回は昨今ではメジャーとなりつつある「ペット保険」とDMの相性やロンさんにまつわるお話などを交えて「ペット保険」について書いてみたいと思います。
ペット保険、ロンさんと我が家の場合
我が家はロンさんをブリーダーさんから受け入れてからすぐにペット保険の契約をしています。月額2,000円弱の掛け金でした。
「使わないで済むといーねー」
などと言っていたものの薬の誤嚥だったり、8歳で子宮蓄膿症やその後のDMと命の危険に幾度となくさらされ結構な医療費を支出しました。そのたびに保険が適用になり、医療費がある程度軽減されていたことは確かです。ありがたい存在でした。
その頃はまだペット保険(当時ロンさんが加入していたのはペット共済)自体がメジャーではなく適用される病態も幅広く手厚かったイメージがあります。
ロンさんはほぼ終生ペット保険のお世話になりましたが補償の受領や認定に関しては時代の移り変わりで事前に遺伝子検査を行っていたり、年齢制限が厳しくなったような感覚があります。
DMだけに特化して考えれば今でもDMを保険の対象としている契約はたくさんあると考えています。ただDMそのもので別の疾患を起こすということがあまり起きにくいことからDMを直接とした保険金の対象はやや小さいものになるのではないかという体感も覚えます。車椅子の費用を補助するという保険契約を目にすることも多くなってきましたが事故やケガによる原因を主とした補償なのでDMが遠因となる場合に補償が受けられるかということには障壁があるかもしれません。
もしもの備えは大事なんですよ
DMとペット保険の相性
ペット保険の特長として高齢のペットは加入を断られるケースがあります。加齢による免疫力の急激な低下による疾病が増えてくるため、補償の対象も増えてくるからという考え方もあります。これは保険者側として致し方ない言い分だと感じます。
ペット保険への加入をご検討されている方に注意していただきたいのは当然に現在進行形で存在している疾病は補償の対象にならないことです。DMを発症してしまっているコーギーさんの褥瘡(床ずれ)などが補償の対象にならない可能性があるということを念頭にご検討ください。
まだ若く、ペット保険についてお考えのご家庭は一度各社の資料請求などを行い補償対象や加入年齢の限度、補償を受けられる期間や年齢を比較検討されることをお勧めします。
加入が許されるのは管理人の相場観として9歳程度までという印象です。DMの発症時期が平均10歳ですからリスクがあると考えられる場合は早めの加入が必要になります。ペット保険には「待期期間」というものが設定されており加入後直近で数か月の疾病は補償の対象にならないという契約のものが多くを占めています。これは人間でも同じですね。
ポイントとしては
・加入年齢の制限は寿命の範囲内に収まるか?
・補償の内容と保険料との均衡はとれているか?
・待期期間が不当に長くないか?
・更新の年齢にリミットはないか?
などがポイントとなるでしょう。
今ではネットでの申し込みも簡単に行うことができ更新も楽になりました。手軽に入れる反面、内容を把握しないまま加入してしまったり過大な保険料が発生してしまったりすることもあり得ます。
十分に内容を加味した上で加入をご検討ください。
ペット保険の豆知識
バナーでご紹介ているペット保険によらず概ね1年間経過後に随時更新していくという「少額短期保険契約」に該当するものがほとんどです。初期加入時期は保険者側もリスクを抑えて9~11歳未満でカットしているところも多くみられます。ですので加入の検討はお早めに、ということになるわけです。1度加入できてしまえば終身1年契約を繰り返す形で延長が可能である保険者が大方ではないでしょうか。
また資料請求リンク以外でもより高齢なペットを受け入れる保険者も多くありますので検索して探してみるのも良いかと思います。当然「不要」と考える判断も良いでしょう。
また補償を受ける際には獣医師さんの診断書など書面が必要になりますので加入の際にはかかりつけの獣医師さんにはその旨をしっかりお伝えしておくことも大切です。補償は審査が通りある程度の時間が経過しないと受けられないものです。補償があるとはいえ一時的に医療費の全部という大きな金額を支出する必要は変わりがないので、いざという時のためにある程度の経済的余裕を持って日々をお過ごしください。
(また私見ですがネットの口コミはあまり信頼しない方が良いと思っています)
それではまた。
ご主人、久々の投稿でえらいんですよ