サイトメンテナンス完了のお知らせ&愚痴
こんにちは、管理人です。
随分と皆様への報告が遅くなってしまいましたが、サイトメンテナンスが概ね完了しましたのでご報告いたします。
変更点
・Googleへの正式なサイト登録
・画像ファイルの軽量化
・編集および管理における知識のアップデート
・サイト内使用プラグインの見直し
・不要な表示等の軽減
これらの作業を行いました。
本来最終目標はメニュー欄を随時表示できるような機能を追加する予定でしたが、現在使用しているサイトのフォーマットが無料の部分では現状不可能であることがわかり断念しました。
メンテナンスをする中で調べ物をしていると「この機能を使いたかったら金を払え」に近い宣伝文句をやたらに見せられ、人間の瘴気にさらされたことで体調を崩してしまったり復帰がやや遅くなってしまったことは残念です。
これも世の移ろいとして受け入れ、こういった虚業は歴史的に見ても長続きしないばかりかすぐに競争過多になり収益化できない場合もあるのでそう考えることで留飲を下げ、気持ちを持ち直しておりました。
最近のサイトではゴテゴテにエフェクトをかけて視的効果を狙う傾向にあるようです。それは僕自身が20代の時、同じようなことを画策し閲覧者からのクレームを多く頂戴した経験もあり、内容で勝負したいとは思っているのです。
皆様は最近のサイトの記述内容の「水増し」を感じたことはないでしょうか。判で押したように
・「目次」
・「わかりづらい画像を多用した解説」
・「吹きだし会話形式のスペース」
・「結局わかりませんでした」or「時代(バージョン)遅れの操作説明」
・「いかがでしたか?」
という内容で記事の内容がまるで分らないのに検索順位だけ高いというサイトを幾つも見ました。
これがGoogleの検索順位決定過程を逆手に取り「文字数が多いものは良質」と判断するためにことさら意味もない目次で文字数を稼ぐこと、今起きている潮流の中でとにかく目立っている単語を多くちりばめるという手法が横行しており、本当に有用なサイトは検索の3ページ目あたりからしか出てこないということがあります。
ゆっくりじっくりのんびりするんですよ
有名なアメリカンジョーク、
「ゴールドラッシュで一番儲けたやつは一番金を掘り当てたやつじゃない、ツルハシを一番売った奴だ」
というものがありますが、今ネットではみな必死にツルハシを売るためのツールを売っているような状態で辟易しています。
昔「検索順位は金では買えない」と言い放ったGoogleでさえも広告欄を上位に設けたりと、とにかく拝金主義に走ってしまっていて「法に触れてさえもバレなければ儲かればいい」という境地にまで人間は堕落したと思っています。
持続化給付金詐欺が公務員主導で行われていた事件を見てもそれに当てはまるのではないでしょうか。僕も会計事務所勤務の経験を生かせば確定申告書を偽造するぐらいお手の物です。でもその罪深さたるや計り知れないものを感じたものです。僕が大卒後勤めていた税理士は数か月前、原油高に苦しむ顧問先から売り上げをごまかして給付金を受けたいという打診を受けたそうですが顧問先とは長い付き合いにも関わらず毅然と断ったそうです。それが税理士として当然の行動です。
ご主人はいい人に教わったんですよ
メンテナンスの過程で一番衝撃を受けたのは、コーギーにまつわる純粋なサイトを見つけ参考までにと読んでみた以下の内容でした。
「DM病はキャリアであっても発症しない」という言説がソースや引用文もなしに語られていたのです。
管理人と思しき「変形形脊髄症」を「DM病」と書く「プロのライター」はリスク(SOD1)遺伝子にも「キャリア」と「陽性」の分類があり「陽性」でなければ「発症しない」という言説を唱えていたのです。科学的かつ生命にかかわる内容であるにもかかわらず一介の素人が、どこにその事実が記述されているのかの引用もなく断言などできないはずです。
はっきり申し上げますがこの情報は「裏付けのないフェイク」であり、同一ページ内にリンクされた「遺伝子検査アフィリエイト」への導線となっているようにも受け取れます。
トラブル防止のため当該サイトのリンクなどは紹介しませんが、コーギーをテーマとしたサイトとしてはあまりにも稚拙という印象を持ちました。
「2020年前後以降に生まれたコーギーであればDM陽性はかなり少ないかも」と(「前後以降っていつだよ!」など)無責任な段落もあり、コーギーに対して非常に失礼なふるまいを多く感じました。コーギーに関する記事を500円程度で買い取ります、というアナウンスも目にしました。ランサーズを通せばいくらでも書き手が来そうですがダイレクトに募集していることが仲介サイトのマージンを嫌っているのかわかりませんが読者が「引く」要素になっています。自分の利益を最大限に求めるあまり読み手の印象を鑑みない書き手というものは割と多くいます。その性根をうまく隠すのも「プロのライター」のテクニックなんじゃないかなぁと考えたりしました。記事の書き方を添削してくれるそうなので僕の書く記事をどう評価されるかは興味のあるところです。
このサイトは筆者がコーギーを受け入れたとされる2020年に発足していることからコーギーブームを当て込んだアフィリエイト目的のサイトと管理人自身は位置づけています。とにかく「関連商品の紹介」が多いのです。そして見てくれやフォロワー重視の立ち上げては止まる雑多なコンテンツたち(インスタやブログなど)。
ハリボテの虚飾を弄しあらゆる儲け話に手っ取り早く乗ろうとして、それらが短絡的にうまくいかないだけで放り出してしまう堪え性のなさは現代の若者の宿命なのでしょう。ツルハシを売ろうとして逆に利用されているようにも見えますし、早くその己の愚かさに気が付いてくれることを祈っています。
おこるのはわかるがねこを撫でて落ち着くのじゃ
東京オリンピックのロゴが盗作ではないかという疑惑のトピックで、ある社会学者はワイドショーのコメントとして「(パクられ)元のTwitterのフォロワーが300とか雑魚じゃないですか、そんなところのロゴに関係あるはずがない」という情けない言説を披露しました。これが僕の住んでいる国の現状なのでしばらくこの流れは止まらないでしょうね。
管理人としては(怒りはありますが)そのサイトに対して今後は糾弾するなどのアクションも起こしません。情報収集で得た内容の解釈は個人の自由であり何を信用するかは読み手に委ねられるべき、という僕の信条があります。決してそのライターさんの営業妨害になる直接的行為などはおやめください。
「マスコミが書かない」「〇〇の闇」などセンセーショナルな見出しに心躍らされるときもあるかもしれませんが、このサイトも含め「ネットに書いてある大半のことはウソかもしれない」という姿勢を持つほうが精神衛生上良いという提案をさせていただきます。
ただ「信じたいものだけを信じる」という行為は最も危険な流れなので、ネットを渡り歩くうえではお気を付けください。
25年以上ネットを渡り歩いてきて最上級に危険であると感じるのは「人が知らない秘密を知っている自分が優越感を覚える麻薬」です。
僕らが知る「強度の秘密」など実はそれほど重要ではない上、殆どの情報は入りが早い人にはすでに入っている「秘密」です。
おわりに
ものすごい愚痴をこぼしましたが、皆様におかれましてはネットの歩き方に関しては本当にお気を付けください。当サイトにだって意図せず誤った情報が載っている可能性だってあるのです。どんな情報であれ妄信は禁物であるという警鐘を鳴らしつつ本記事を終えたいと思います。
次回からはまたDMに関する記事をお送りしたいと考えております。