コーギーと共に過ごすために【まえがき】

こんにちは、管理人です。

今回からしばらく変性性脊髄症(以下:DM)の初期症状から終末期に至るまでの流れにおいて数回に分けてロンさんの闘病記も交えつつ皆様のTwitterなどの情報を基に普遍化した対策例をご提案させていただきたく記事を投稿します。
サイト開設当初はロンさんの闘病記をまとめるのに精いっぱいで、他の方の症例や対策、知見を掬い上げる状況にありませんでした。今なら多少でもできるだろうと皆様へのお礼の意味も含め、短期集中的に配信を繰り返してまいります。掲題にもある通り今回はまえがきになります。

当記事以降あまり長い記事に時間をかけるのではなく、短めの記事を短期間で多めに配信するという意図があり、すでに当サイトをよくお読みになられた方には物足りないかもしれません。
できるだけ多くの方にこのサイトの存在を知ってもらうためには更新頻度を上げる必要があると判断したからという理由もあり、ご理解ください。

実際には良くも悪くもDM闘病は人の一生からすると、さほど長くない時間になります。そして悲しくも病状は日を追うごとに悪くなるのみです。それでもコギさんと共に毎日を穏やかに過ごせる可能性を高めるための手がかりとなれば幸いです。

最近はあまり新規の方が読まれていない内容をざざっとおさらいしておきます。DMは主に不安定な歩行に端を発しその後徐々に神経の麻痺が後ろ足から下半身へと進み、前足まで麻痺が進むと自立できず寝たきりになります。全身に麻痺が起き呼吸機能の低下が続き亡くなってしまうという流れになります。
医学的な査証はないものの、医療関係HPから引用した「ステージ」というヒトでいう癌の進行度を表すような尺度があり、進行度の目安として語られることもあります。

ステージ1 両後肢のふらつきが認められるが、まだ四肢での歩行が可能
ステージ2 両後肢の麻痺が進行し、四肢での歩行が困難。前肢は正常。
ステージ3 前肢にもふらつき、ナックリングが認められるが、まだ歩行可能。
この時期までに多くの場合に自力での排泄も困難になる。遅くともこの時期には下半身の筋肉がひどい萎縮を起こす。
ステージ4 四肢が麻痺してしまい、歩行が不可能。呼吸困難、発声障害、嚥下困難なども起こる。全身に重度の筋萎縮が認められる。本疾患の末期で、生活の質が著しく低下します。

埼玉動物医療センターHPより引用

途中出てくる「ナックリング」とは神経が正常に足先まで伝達できないために拳状(ナックル)のまま歩行してしまうことで足先に汚れが目立ったり、アスファルトで爪が削れ出血するという症状を指します。

DMは本来どの犬種にも発生しうる遺伝病ですがコーギーの発症が突出していることから、研究の対象とされている犬種でもあります。現在では現存するおよそ4割のコーギーがDMの発症リスクを負った遺伝子(以下:SOD1遺伝子)を保持しているというサンプリング結果が明らかとなりました。ただしSOD1遺伝子を保持していながらも発症せずに長生きできるケースも多くあり発症メカニズムについては解明されていません。
最近の研究で病理が人間の筋萎縮性側索硬化症(ALS)に非常に似ていることが判明しつつあり、ヒトとコーギーとの接点が見いだされたことは当サイト開設以来、時を経て起きた大きな潮流の変化、一つの光明と言えます。
ロンさんアイコン
果報は寝て待つんですよ

以前は判定が難しかったSOD1遺伝子保持の判定も研究機関(こちら)で追跡調査を条件に無償で行っていたり、有償でも比較的安価に判定ができる民間の企業も現れ、DMを取り巻く環境は徐々に可視化され認知が進んでいるのでしょう。

これからしばらくは天に昇った我が家のロンさんと共にコーギーの受け入れをお考えの方、若年のコーギーと共にお過ごしの方へのメッセージとして記事をお送りしてまいります。

ずいぶんと本来のDMの記事に関して投稿がなく申し訳ありませんでした。ロンさんごめんね。

コーギーさんと健やかに

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